会場の教室に入ってからは、やはり緊張しました。それも前回の試験のときより緊張していたと思います。自信はあったものの緊張はしていたのです。
それはたぶん、今まで常に「絶対に受からなきゃいけない」と自分にプレッシャーをかけていたからだと思います。
そして実技1の試験。
前回同様、紙が透けていたので開始直前に問題用紙を凝視して中を見まくりました。
問題文はあまりよく見えませんでしたが、全部で何問あるかということと、問題の初期時刻は分かりました。初期時刻は実技問題を解く上で大切なので、これが試験開始前に分かったことは大きな収穫でした。
そして試験開始。解けない問題が出ないことを祈りつつ、冷静に解き進めます。そして、冷静に「近年の問題と比べて随分簡単だな」と思ったりしました。
とりあえずほとんどすべての問題に対して納得のいく解答をすることができ、解けない問題は一つもありませんでした。さらに時間が10分も余りました!
「よしっ、いけた!」と心の中で安心し、余裕を持って見直ししたうえで自分の解答を問題用紙に書き写すこともできました。
そして次に実技2です。こちらもすべて解答でき、そのほとんどは自分の納得のいく答えでした。さらに時間は15分余りました。なので再びゆっくりと見直しをして解答を問題用紙に書き写します。実技2も比較的簡単でした。
そうして試験は終わりました。
前回と違って今回はあまり疲れず、すがすがしい気分で試験を終えることができました。